【学生生活】高校生でやっておいてよかった3つのこと

はじめまして、 ここの です。

 

今回は、「高校生でやっていてよかった3つのこと」について書いていこうと思います。立派なことは書けませんが、最近まで高校生だった私の経験が、この春高校生に進学する方や、今高校生としてなにをするべきか悩んでいる方の参考に少しでもなればいいと思っています。しかしながら、この先の内容は、あくまで私の経験であるということをご理解したうえで読み進めていただけると嬉しいです。

 

 

  • 部活動

私がやっていてよかったと思うことの一つ目は、部活動です。なんだ、ありきたりじゃん…と思われるのは承知の上です。私にとっては、この部活動の時間は尊い時間でした。

 

なぜ私が部活動を一つ目に挙げたのかというと、私の場合、高校の部活動は中学生の時よりも主体性が増すことを実感したからです。文化部に所属していた私ですが、練習量も多く、部員の大多数が本気で部活動に取り組んでいる部でした。大会前は忙しいことも多く、家に帰ることが遅い日も多々あり大変なときもありました。それでも私は、部活動に取り組んでいてよかったと強く思います。

 

先ほど主体性が増すことを実感したと書きましたが、どのように活動していくかということを生徒主体で考えることが大きく影響していたと思っています。これは学校や所属している部活動によっても大きく変わるとは思います。ただ、この先どのように活動していくかなどを生徒同士で話し合う機会があったことで、手を抜いて部活動に取り組もうなどという考えは一切浮かんできませんでした。自分の意見が必要とされると実感する場面があると、積極的に目の前のことに取り組もうと思えるということを部活動を通して学ぶことができました。

 

もちろん、共に目標に向かって試行錯誤を続けてきた仲間との出会いも素敵なものでした。同じ目標に向かって日々練習に励むという経験は、学生生活ましてや高校生活であると部活動でしかなかなか味わえないという印象があります。

 

もし、高校生に進学して何をしようと悩んでいる方は部活動に参加することも視野に入れて欲しいと思います。部活動によっては、中学での部活動のイメージ(先生が厳しいなど)と全く違う印象を受けるものもあるでしょう。勉強に一生懸命取り組むことでも、主体性を得ることはできるかもしれません。しかし、共に支えあえる仲間がいて、自分がその中でどのように活動していくかということを考える経験は、様々な場面で活かされてきます。私はその経験により、部活動以外のコミュニティでも自分自身の役割を客観視することが少しずつできるようになりました。

 

  • 校外活動

私が高校生活で最もやっていてよかったと声を大にしていえることが、この校外活動です。身元の特定を防ぐために詳しいことは書けませんが、主に私が何を得ることができたのかについて書いていきます。

 

  • 短期ボランティア

数日間のみの非常に短期間で実施されていた、高校生向けのボランティア活動に参加しました。福祉施設で活動させていただいたのですが、自分の未熟さを痛感する経験となりました。人と接することが主な活動内容だったのですが、指示されたことをこなすことですら難しかったことが印象的です。ただ部屋の隅で立っているだけの時間が多く、自分から指示を仰ぐことすらできませんでした。

 

そのとき思ったことは、私が今まで見てきた世界は本当に一部に過ぎなかったんだということです。今でもそれは何度も思わされますが、あの時ほどそれを突き付けられたことはありません。

 

自分が今まで知らなかった部分のことや視野の狭さを知ることのできる、大きな刺激があった経験でした。今の自分には何ができるのかということを考えさせられた経験になったので、ボランティア活動に参加させていただけて良かったと思っています。

  • 大学で講義を定期的聞くプログラムへの参加

このプログラムだったから得たことなのかと問われると必ずしもそうとは言えませんが、定期的に大学に通うことで、同じプログラムに参加していた他校の方と仲良くなることができたことが私の中で印象的でした。

 

なぜそれが印象的だったのかというと、私を含めた数人のグループだったのですが、講義終わりに講義内容に関連した知識などを話すことが多かったからです。また、自分が今取り組んでいる学びについて話すこともありました。私にとってその出来事は衝撃的で、違う学校に通っているからこそ学びに対する態度もそれぞれなんだと感じるいい機会でした。

 

数年経ったいまでも、当時話していたグループで簡単なやり取りをすることもあります。校内だけでなく学校外の同世代と接することで自分の学びへの態度を改めて考えることもでき、プログラムへの参加は私にとって必要なことであったと振り返ってみて思います。

  • 大学で開催される一日のみのプログラムへの参加

先ほど述べたものは定期的に通うものでしたが、一日だけのプログラムでも私に大きな影響を与えました。一日だけなので、本当の初対面の状態でグループが組まれており、その中で講義を聞いたりプレゼンを作ったりと活動していきました。

 

その中で、プレゼン作る際、恥ずかしがって自分の意見を言えないことの方が恥ずかしいことだと思わされたことが驚いたことです。私が通っていた高校では、話し合いの場面でもほとんどの人が自分の意見を言いませんし、言いにくいような環境でした。それもあって、このときは衝撃を受けました。そして、自分の意見は違うかもしれないと不安がり恥ずかしがることは不要であると思うようになりました。

 

 

もし、自分の殻を破りたい、刺激的な経験がしたいなどと思ったら校外活動に参加することを強く勧めます。私は、挑戦せずに後悔するくらいなら何か動いてみて後悔したい、その方が得るものは必ずある、と思い校外活動に参加していました。最初はハードルの高さを感じる方もいるかもしれませんが、知らない人だけの環境の方が活動しやすいということもあると思うので、ぜひ挑戦してみてほしいです。

 

  • 研究活動

私は先生と同学年の数人で高校生の受験期に入るまで、研究活動をしていました。研究活動と書くと堅苦しいものに思えてしまいますが、主にフィールドワークによって自分たちが知りたいと思ったことを追求していきました。これは先生方の力が大きかったため気軽にできることではなかったように感じますが、私はこの貴重な経験ができてよかったです。

 

もちろん部活動や校外活動もしている中での活動だったので、簡単なことではありませんでした。しかし、それよりも楽しいという感情が勝っていたため、続けていくことができました。なにが楽しかったのかというと、インターネットで調べてもほとんど出てこないような、自分たちの知らないことを追求していくことです。やっと見つけた情報から考えを発展させ、ここはこうじゃないかとみんなで考察していく時間はワクワクするものでした。知らないことを突き詰めていくという楽しさを知ることができたことは私の中で大きな財産になりました。

 

 

最後になりますが、私があげた3つのことの中には、私置かれていた環境によって可能になっていたこともあると思います。ただ、何事もやってみることで私は貴重な経験をすることができました。迷うくらいなら挑戦してみようという思い切りも時には大切なんだと私は実感したので、ありきたりな言葉にはなりますが、小さなことでもいいから新しいことに勇気を出して取り組んでみることを勧めたいなと思います。

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。

 

以上のことは私の経験談のため、あくまで私一人の意見であると捉えていただけると嬉しいです。